盛和塾北大阪誕生の発端は1991年7月6日、稲盛和夫塾長と北大阪設立者である欠野アズ紗(かけのあずさ)現名誉相談役との面談における出会いに始まります。代表世話人面接に現れたのが女性であったことに、塾長は驚かれたようです。この時、塾長は「あなたが一番大事にしているものは何ですか?」と尋ねられ、欠野氏の答えは「考え方です!」でした。「どうして、そういう風に思うようになったのか?」と非常に興味をもたれた塾長と、塾長の盛和塾に対する方針に感激された欠野氏の話はつきることがありませんでした。この時のことを塾長は「燃えるような開塾への思いを聞かせていただきましたことが大変印象に残っております」(北大阪20周年誌祝辞より)と仰っております。
1991年10月23日、全国16番目の塾として北大阪の開塾式(東大阪と合同)が行われ、稲盛塾長も出席いただきました。22名のスタートでした。
以来、北大阪では「心を高める、経営を伸ばす」をスローガンに、質の高い勉強会を目指して、運営を行ってきました。特に、稲盛哲学をベースとした心の問題や生き方、人間の本質追求に対するさまざまな自主例会は、北大阪独自のものです。塾生の成長だけでなく、まわりの人とともに成長しようという学びの姿勢は稲盛塾長からも「社員と共に学び、家族に感謝することができる、他の塾のお手本となる学びの形」(同上)とお褒めの言葉をいただきました。
学びの結果として、多数の稲盛経営者賞受賞者や世界大会(旧全国大会)の発表者を輩出しており、200名を超える塾生数となった今も、開塾以来の真摯で愛のあふれる活動を展開しています。
- 代表世話人 3名
- 世話人 17名
- 幹事 26名(2019年度 役員)